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製品の品質を真摯に保ち続け、次代につないでいく

成田工場
品質統括部 品質保証グループ

齊藤 紘美
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GMPに基づく品質保証の要として

成田工場で品質統括部品質保証グループに所属しています。主な業務は、工場で製造された製品の品質確認と品質保証体制の維持管理です。具体的には、医薬品GMPで要求される「製品標準書」の文書整備と、お客様からの品質に関するご指摘への調査対応を担当しています。管理している製品標準書は26種類にのぼり、製造方法から規格試験、包装材料まで、製品に関わる重要な基準を網羅しています。

  • GMPとは「Good Manufacturing Practice」の略称で、医薬品に関する基準は「医薬品GMP」といわれる。日本語では「製造管理および品質管理の基準」となり、原料の仕入れから出荷までの製造管理や品質管理の基準が細かく定義されている。

一つ一つの工程に真摯に向き合う

製品標準書は各部門の担当者が作業を進める際の基準となる重要な文書です。パッケージ変更などの際には、新たな基準作成や製造に関する記述の改定など、細かな手順を一つ一つ丁寧に進めています。この積み重ねが製品の安全な出荷と、お客様への確かな品質の提供につながると信じています。

いつもワンチームで考え動ける職場

成田工場では安全意識が非常に高く、新入社員には医薬品製造の安全基準を丁寧に教育しています。GMPの三原則(人為的な誤りの最小化、汚染・品質低下の防止、品質保証システムの設計)を大切にし、日々の改善活動にも積極的です。工場内にはQRコードを設置し、誰でも安全に関する気づきを報告できる仕組みを整えており、全員でより良い職場づくりに取り組んでいます。

お客様の声を品質向上につなげる

お客様相談室に寄せられる製品の梱包やパッケージに関するご指摘について、製造ロット番号の追跡や現品確認による原因究明を行い、手順の改善につなげています。お客様相談室との連携を通じて、より安心・安全な製品を提供するためのサイクルを作り上げることができています。

品質管理のプロフェッショナルへ

現在は品質管理の一翼を担う立場ですが、将来的には品質管理のコアとなる知識や危機管理能力、部門マネジメント力を身につけ、より大きな責任を果たしていきたいと考えています。

子育てと仕事の両立

プライベートでは2歳になる娘の子育てを中心としながら、週2回程度のリモートワークも活用し、柔軟な働き方を実践しています。フランス本社やベトナムの同僚との連携もあり、自分で時間を効率的に管理しながら、仕事と育児のバランスを取っています。

  • 所属部署・役職は取材当時のものです